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ライカ・ユニバーサルルーペ ライカの赤いロゴがちょっと格好いいルーペです。 このルーペは他のルーペと違って、ライトボックスが無くてもスリープを直接見ることが出来るように、スリーブを通す部分があって、先端には乳白色版が取り付けられています。でも、個人的には、こんなところに直接スリーブを入れるのは、傷が付きそうで絶対に嫌ですね。 |
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そのため、ライトボックス上で見るときには、左のようにスリーブを通す部分をはずして見ることになります。 いいお値段のルーペなので、こんなスリーブを通す付属品？はいらないので、安くして欲しいものです。 |
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そして、肝心のルーペの見え方なんですが、気になる部分が二つあります。 まずは色。左の画像は、ルーペの見える範囲を示すためのものなので、色を補正してあります。そのため、この画像では判らないのですが、このルーペは明らかに色が黄色に偏っています。 次はフレアです。ルーペ内面に白色透明な部分があって、その外側に遮光筒が付いている形になっているので、光がその白色の部分で反射しているのが原因かもしれませんが、このフレアはクリアなルーペを見たあとでは結構気になります。 解像感は高いですが、フレアに邪魔されて実力を発揮していないと思います。色収差はほとんど気にならないレベルです。歪曲収差は私には全く感じられませんでした（左の画像は撮影デジカメのレンズによる収差です）。 |
とある写真アクセサリーを紹介している本の中に、このルーペが紹介されていて、そこでこのルーペをほめている記事がありますが、実際にのぞいてみた感じでは、私にはその記事は「？」です。ライカにこだわるならルーペにもってことですが、28,000円という値段から考えると、「写真は絶対にライカでないとダメ」っていうほどライカブランドにこだわる人以外にはお奨めできないです。 ズミルクスを開放近接で撮ったあのフワフワ感は何物にも代え難い良さがありますが、スッキリと撮れているポジをルーペでホワッとした感じで見たくはないです。 ちょっと厳しく書き過ぎかな？と思うのですが、ライカ好きのひとりとしてあえて書きました。m(_ _)m |
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